【第九章】Happy Icecream~あいすとわたし~

Happy Icecream

はじめに

この小説は、簡単にまとめると、

わたしがなぜこんなにアイスクリームが好きなのか。

についてを綴ったものです。

アイスに魅せられて、またアイスに助けられた人生。

そんなアイスクリームへの感謝とともに、この経験が同じように悩んでいる方へ、ほんの少しでも何かメッセージになったらいいな。と思い書き進めていきます。

※この回は第9章になります。

第一章はこちらから。

第八章はこちら

目標設定とアイス

思い出したくない地獄の日々から私を救ってくれるきっかけの一つとなったのは、やっぱりアイスクリームだった。

高校3年生になるにあたり、進路相談の面談があった。

当時の担任の先生と学年主任の先生と母親と私の4人で話し合い、このままでは卒業すらも危ういという話になり、

「もし身体がきつかったら4年で卒業する計画に変更しませんか?」

と言われた。

私の通っていた高校は体調に不安がある子や、仕事をしながら高校に通っている子などもいたため、そのように柔軟に卒業までの年数を変更することもできたのだ。

自宅に帰り、両親と一緒に

『このままじゃだめだ』

と真剣に将来を考えていた時、父親に

「やりたいことを職業にできたら一番いいね」

と言われ、自分の好きなことやりたいことを一生懸命考えてみたとき、アイスのブログが浮かんだ。

『楽しくてやりがいもあるブログを職業にしたいな。』とまずはライターの道を考えた。

県内の専門学校を探し、そのオープンキャンパスに参加して色々と話を聞いて、ライターの話も相談してみたが、担当の方に

「ライターで食べていくのは正直厳しいかもしれません。

といわれた。

その時はやっと見つけたのに…とがっかりしたが、落ち着いてまた別の道を考えた。

私は新商品に興味があって、アイスクリームでも特に新商品を食べるときのワクワク感が好きだし、その楽しさを沢山の人に広めたくてブログをしている。

『そうだ。新商品開発がしたい。』

そう思って、大好きなアイス会社の募集要項を検索をしてみると、『大学卒』が条件。

また、商品開発で検索すると『マーケティング』という言葉が目に入った。

当時の私の学力では大学は遠い道のりだったのだが、私は不思議と、その時あきらめたり折れたりせず、

『大学に通ってマーケティングを学

という目標を作った。

担任の先生に、「4年計画にして大学進学を目標に勉強をします。」

という進路希望を出し、私立大学なら狙えないこともないと、無理なく学校に通いながら、自宅で猛勉強をスタートした。

4年計画にしたことにより、授業もパンパンではなく自分にとって無理なく通えたことや、目標ができ勉強に集中することができたおかげで、私はなんとか地獄の日々から抜け出すことができた。

アイスクリームのブログをやってなかったら、私はどんな進路選択をしていたのだろうか、、、


あいすの子
あいすの子

ここまで読んでいただいてありがとうございます!

前回命をつないでくれた、、、といっても過言ではないアイスクリーム。

今度は進路選択という重大なイベントで、道のりを示してくれました。

そしてもちろん、地獄の日々で荒れ狂った私を、ひたすら支え、悩みを聞いてくれ、病院やオープンキャンパスなど

様々なところに連れて行ってくれた両親には感謝してもしきれません。。。

さあ、私は無事に大学に入ることができたのでしょうか・・・!

また次の章でお会いしましょう~

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